最年少プロ棋士の藤井聡太が、幼少時に遊んでいたおもちゃとして話題のキュボロ。
これは、何をどうつなげればうまくいくか、思考を育てるのに最適です。
しかし、おもちゃとしてはかなり高額!
そこで気になるのが、もう少し安い類似品はないかということ。
ここでは、藤井聡太が幼少期に遊んだキュボロの類似品で安いものをご紹介します。
キュボロとは?
デビュー戦から無敗で公式戦連勝を積み重ねている、最年少棋士の藤井聡太さん。
彼の影響で、cuboro(キュボロ)が最近話題になっています。
キュボロは、1985年にマティアス・エッター氏によって開発された、三次元の世界でビー玉を落とすという、ビー玉を転がすおもちゃです。
上から落としたビー玉が下までスムーズに転がり落ちるためのスロープを、溝や穴が彫られた5cm角の木の立方体パーツを組み立てて自分で作っていきます。
試行錯誤しながら塔や道を組み立てることで、集中力や空間認識能力、論理的思考力が身につくとあって、とても高い評価を得ています。
スタートからゴールまでビー玉がスムーズに通った時に大きな達成感が得られるとあって、子どもだけでなく大人からも愛されているおもちゃです。
しかしキュボロは、基本セットである「ベーシス」で25,000円程する、おもちゃとしてはかなり高額なものです。
54個のパーツが入った大容量の「スタンダード」だと30,000円程するため、購入するにはちょっと敷居が高くなりますね。
それだけの値段がする理由は、重量感のあるしっかりとした木材を使用していること、長年の技術により変形しないように作られていることなどが挙げられます。
また、日本産でなく輸入品であるというのも値段が高くなる理由です。
キュボロの類似品を探す!
キュボロのように、積み木を使ってビー玉が転がる道を作るおもちゃがいくつかありますのでご紹介します。
【スカリーノシリーズ】の「スカリーノ・基本セット」は、スロープや積み木がバランスよく入っており、同じ4㎝基尺の積み木と合わせて遊ぶことができます。(約15,000円)
また、「スカリーノ・3」は、滝やバリエーションのあるスロープと積み木のパーツがバランスよく入っているため、シリーズの中で一番人気のセットです。(約21,000円)
【クーゲルバーンシリーズ】の「玉の道―組み立てクーゲルバーン・スターターセット」は、基本的な形のみが入っているので、入門編としては最適なセットです。(約10,000円)
1歳から遊べる「はじめての玉の道セット」(約20,000円)と基尺が同じなので、ビー玉で遊べるようになったら、組み合わせて遊ぶこともできます。
【SANTOYS】の「ビー玉積み木転がし100」は、部品数が100もあり、スロープとブロックを自由に組み立ててビー玉を転がして遊びます。(約11,000円)
ビー玉受けとスロープがくっついているので、難し過ぎない適度な難易度で遊びやすいのが魅力です。
藤井聡太四段とキュボロ
プロ棋士というのは、だいたい20~30手先まで読めるそうです。
頭の中で数手先まで読むことができるためには、相当な訓練が必要でしょう。
人は考える際、思考を司る脳の部分が活性化されますが、藤井聡太四段の場合、無意識な時に使う脳の部分が強く反応します。
つまり、藤井聡太四段は、直観で将棋をしているわけです。
深く考えなくても、直観で数手先を読むことができるのですね。
キュボロは、遊びながら3次元の世界を認識し、手の感覚や視覚、忍耐力が身につき、数学的・幾何学的な感覚や理論的思考を反復練習することができます。
上手くビー玉が転がるよう、試みたり失敗を繰り返したり、また、真似したり記憶したりすることで、脳で考える力を養うことができます。
藤井聡太四段は幼少時、無意識にキュボロで遊ぶうちに、知らず知らず判断力や直観力が訓練されていったというわけです。
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