お米につく虫を米虫といいますが、嫌ですよね・・・。
米虫がつかないように米虫除けに唐辛子を入れる人もいるといいます。
米虫が発生してしまうと駆除しなくては、大量に発生してしまうので要注意です。
特に幼虫は見つけにくいので米虫除け対策はしておく必要があります。
それでは、成虫と幼虫の駆除方法と唐辛子以外に効果のある米虫除け用品を見ていきましょう!
米虫(成虫と幼虫)の特徴とは?
米の中からでてくる米虫とはどんな特徴があるのか紹介します。
米には栄養が豊富に含まれているので、色んな種類の虫が狙っているのですが、その中でも代表的な虫が2種類います。
1種類目は「コクゾウムシ」といい、米にわく虫としては一番よく見る虫になります。
コクゾウムシの幼虫は色が乳白色なので、もし米のなかにいたとしても、見つけることはかなり困難になります。
しかし、成虫になると約3mmの大きさになり、体色も黒又は茶色に変わるので、米のなかにいても見つけやすくなります。
コクゾウムシの特徴は、前方に長く突き出ている像の鼻のような口で、一見カブトムシなどの昆虫のミニチュアにも見えるところです。
コクゾウムシは、お米の中に長く突き出した口でお米に穴をあけて卵を産み付けます。
その数なんと約200個といわれているのでゾッとします・・・。
卵が孵化して成長するまでの期間が約1ヶ月といわれています。
そしてもう1種類が「メイガ(ノシメマダラメイガ)」です。
出典:https://viable.sakura.ne.jp/
このノシメマダラメイガは、お米にもつきますが、米に限らず小麦粉や乾麺など穀物を好みます。
ノシメマダラメイガの幼虫は7~8mmの大きさでお米のヌカなどを食べ1ヵ月くらいで蛹になります。
この2種類の害虫が主にお米につく虫です。
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米虫除け対策でいれる唐辛子に効果はあるの?唐辛子以外に効果がある物とは?
一度米虫が米に付いた経験ある人のは米虫が付かないようにと対策も色々やっていると思います。
米虫除け対策で1番多いやり方が唐辛子(鷹の爪)です。
鷹の爪をガーゼに包んでお米の保存ケースに入れておくと米虫対策になるようです。
他にも、ニンニクも鷹の爪同様にガーゼに包んで入れておくと効果があるようなので試してみてくださいね。
米虫除け対策として市販の防虫剤も各メーカーから発売されているので、それを利用する人も多いようです。
私の実家でも一度米虫がわいてしまい、それからは鷹の爪を入れていますが、効果があるようでそれ以降は米虫を見ることがなくなったようです。
効果はあるようなので、米虫除け対策として一度試してみてくださいね。
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米虫を寄せ付けない予防対策
米虫をよせつけてしまうのには、虫にとって良い環境だということになります。
従って予防対策は米虫が嫌な環境を作ることで、繁殖も抑えられます。
米虫が好む環境は、高温で多湿な状態です。
気温が20℃~25℃くらいを好み活発に動きます。
予防対策としてお米は20℃以下の冷暗所におき、虫が入らないように密封容器に入れて保管するのが良いでしょう。
そして、1番の対策は早く食べることです。
夏場の場合で約2週間、冬場でも1ヵ月以内に食べ切るようにするだけで予防対策になります。
自分の家庭でのご飯の消費率を覚えておくといいですよ!
注意点として、私もよくやるのですがお米の特売日に買い溜めをすると、米虫のメイガは袋を破って侵入して繁殖してしまう恐れがあるので、できるだけ使う分だけ購入するようにしましょう。