先日、息子が会社の温泉旅行から帰ってきて「浴衣の着方がわからなくて恥をかいた」なんて言うんですよ。
温泉旅館での浴衣の着方は、男性でもちゃんと覚えておけば安心ですし、周りからの印象もぐっと良くなるものなんです。
昔はおじいちゃんやお父さんから自然と教わったものですが、最近はなかなかそういう機会も少なくなりましたよね。
今回は、男性の浴衣の着方で押さえておきたいポイントを、昔ながらの知恵と今どきの便利な方法を比べながら、ベスト5でお伝えしますね。
【第1位】右前・左前の正しい合わせ方|男性浴衣の基本
浴衣の着方で一番大事なのが「右前」、つまり右側の襟を先に体に当てて、その上から左側を重ねることなんですよ。
これを逆の「左前」にしてしまうと、亡くなった方の装束になってしまうので気をつけてくださいね。
昔からおばあちゃんたちが教えてきた覚え方は、「右手がすっと懐に入る方が正解」というもの。
お財布を懐に入れるつもりで右手を差し込めるか確かめれば、まず間違えませんよ。
最近はスマートフォンで「浴衣 右前 左前」と検索すれば図解や動画もたくさん出てきますから、旅館に着く前にさっと確認しておくのも賢い方法ですね。
【第2位】浴衣の下に着るもの|肌着選びのコツ
昔は旅館の浴衣の下にステテコと肌襦袢を着たものですが、今はVネックの肌着を一枚着るだけで十分なんですよ。
丸首の肌着だと襟元から見えてしまって、だらしない印象になってしまいますので、ここは注意してくださいね。
最近は吸汗速乾のVネックインナーが手軽に買えますから、温泉旅行用に一枚持っておくと重宝しますよ。
昔ながらの知恵でいえば、汗をかいても浴衣に染みが出ないようにするのが肌着の役割。
素材は綿でもポリエステル混でも、Vネックであれば大丈夫ですからね。
【第3位】帯の結び方と位置|男性は腰骨あたりが正解
男性の浴衣の帯は、女性より低い位置、腰骨のあたりで結ぶのがかっこいい着方なんですよ。
おじいちゃんの時代から「男の帯は腰で締めろ」と言われてきたものです。
結び方は、帯を二つ折りにして体に二周巻き、両端を帯の間にくぐらせてから蝶々結びか片結びにすれば十分ですよ。
結び目は後ろに回すとすっきり見えます。
お腹の上のほうで締めてしまうと、どうしても子どもっぽく見えてしまうので気をつけてくださいね。
今はYouTubeで「旅館 浴衣 帯 結び方 男性」と検索すると手元のアップ動画がたくさんありますから、文章だけではわかりにくい方はぜひ活用してみてください。
【第4位】背中の縫い目と丈の合わせ方|シルエットを整える
浴衣に袖を通したら、まず背中の縫い目が背骨のラインにまっすぐ来ているかを確認してくださいね。
ここがずれていると、全体がねじれたようになって着崩れの原因になるんですよ。
昔は旅館の浴衣は一種類しかなかったものですが、最近はS・M・L・LLとサイズが選べる旅館も増えてきました。
身長に合った丈を選ぶだけで、ぐっときれいに見えますよ。
くるぶしが少し見えるくらいの丈がちょうどいい目安です。
全身鏡の前でシワを伸ばして、左右対称になっているか見てみてくださいね。
【第5位】着崩れの直し方|温泉旅館で恥をかかないために
どんなに上手に着ても、歩いたり座ったりすれば浴衣は少しずつはだけてくるものなんですよ。
昔のおじいちゃんたちは、こまめに裾を引っ張って整えるのが当たり前でした。
着崩れてきたなと思ったら、上前をめくって左腰あたりの布を内側に巻き込むように引っ張ると元に戻りますよ。
会社の宴会や旅行では、きちんと浴衣を着こなしている男性は周りからの印象がとても良くなります。
年配の上司の方は特にこういうところを見ていますからね。
トイレに立つたびにさっと整える習慣をつけておくと、一晩中きれいな状態を保てますよ。
温泉旅館での浴衣は、ちょっとしたコツを知っているだけで見違えるほど印象が変わるものです。
昔ながらの「懐に手が入る方が正解」という知恵は、今でもまったく変わらない大切な基本ですよ。
よかったら次の温泉旅行で試してみてくださいね。
きっと「さまになってるね」と褒められると思いますよ。




