もう梅雨だというのに、なんだか鼻水や咳、喉の痛みが止まらない…。
その症状、もしかして花粉症ではありませんか?
花粉症といえば、スギやヒノキが有名ですよね。
でも、6月にはさすがに終わっているはず。
実は、6月には別の花粉に悩まされる方が多いのです。
6月に花粉症を起こすのはイネ科植物
毎年、2月頃からピークを迎えるスギ花粉。
その後、3月から4月にはヒノキ花粉がピークを迎えます。
この約3か月間は、花粉症の人にとっては本当につらい時期ですよね。
でも、ゴールデンウィークを過ぎれば落ち着きを迎えるもの。
ところが、5月後半からまた、花粉症の症状が現れる人がいます。
そういった方は、イネ科花粉症を疑ったほうが良いでしょう。
代表的な植物は、イネ科のカモガヤです。
こちらの植物、見たことありませんか?
引用:www.ddmap.jp
そこらへんに良く生えている、雑草の一種です。
梅雨の前後は雑草もどんどん成長を始める時期。
ちょっとした空地や川岸に自生しているこうしたイネ科の雑草が、花粉症を引き起こしている可能性があります。
なんでも、スギ花粉に反応する人の約半数は、イネ花粉にも反応してしまうのだとか。
結構な確率で、イネ花粉でも症状があらわれてしまうのですね。
イネ科の植物はカモガヤ以外にもいろいろあり、花粉症は8月頃まで続くこともあります。
また、どの植物も草むらで良く見かけるものですので、公園などで遊ぶ場合も注意が必要です。
9月にはブタクサ花粉も飛び始めるし…
そうなると、冬以外は花粉に悩まされることになってしまいますね。
トホホ…。
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イネ科花粉症の症状は?
では、イネ科の花粉症は主にどのような症状なのでしょうか?
基本的には、スギやヒノキの花粉症と同じような症状が見られます。
具体的には鼻のかゆみ、クシャミ、鼻水、咳、のどの痛み・かゆみです。
知恵ばあもこの時期は、鼻がかゆくてイライラしてしまうほど反応するのです。
本当にツライですよね。
ただ、季節の変わり目でもありますので、風邪もひきやすい時期。
風邪ならしばらく休養すれば症状は緩和されますが、1週間以上たってもツライ咳や鼻水が続く場合は、花粉症を疑いましょう。
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イネ科花粉症に効果的な薬は?
では、イネ科花粉症はどのように対処していけばよいでしょう?
どうしても症状が辛い場合は、薬を服用して抑えるのが良いでしょう。
市販の抗ヒスタミン剤で、ある程度症状は抑えられます。
それでも辛い場合は、早めに病院に行くことをお勧めします。
我慢し続けると、症状をどんどん悪化させて、
かえって完治するのに時間がかかってしまいますよ。
また、外出の際にはマスクで予防も忘れずに。
イネ科の植物は、都会よりも田舎の方が良く飛んでいるかもしれませんね。