むかしね、6月になると母が「また鼻がぐずぐずするわ」と言っていたのを覚えていますよ。
スギ花粉が終わったはずなのに、なぜかくしゃみが止まらない…。
あれはイネ科の花粉症だったんですね。
チエばあちゃんです。
6月になると「やっと花粉シーズンが終わった」と油断しがちですが、実は6月こそイネ科花粉のピークなんですよ。
しかも地域によって飛ぶ花粉の種類や時期がずいぶん違うんです。
今日は6月の花粉症の地域別の特徴と、お金をかけずにできる対策をお伝えしますね。
6月の花粉症の正体はイネ科|カモガヤ・オオアワガエリに注意
6月に飛ぶ花粉の主役は、カモガヤやオオアワガエリといったイネ科の雑草なんですよ。
道端や河川敷、公園の芝生のそばにたくさん生えている、あの背の高い草です。
スギやヒノキと違って木ではないので、飛散距離は数十メートルほどと短いのが特徴。
つまり、近づかないだけでもかなり症状を抑えられるんです。
症状はスギ花粉とよく似ていて、くしゃみ・鼻水・目のかゆみが出ますが、咳や喉のイガイガが強く出る方も多いですよ。
「風邪かしら?」と思ったら、実はイネ科花粉だった…というのはよくある話なんです。
関東・東海の6月花粉症|イネ科がピークを迎える時期
関東・東海地方は、1月のスギから始まってほぼ一年中なにかしらの花粉が飛んでいる地域なんですよ。
・1〜3月:スギ、ヒノキ
・4〜5月:スギ、ヒノキ、イネ科
・6〜7月:イネ科がピーク
・8〜10月:イネ科、ブタクサ、ヨモギ
・11月:ヨモギ
6月は梅雨と重なるので「雨で花粉が減るかな」と期待しがちですが、雨上がりの翌日は花粉が一気に舞い上がるので、むしろ要注意なんです。
お出かけの前に、天気予報と一緒に花粉情報もチェックしてみてくださいね。
関西の6月花粉症|イネ科の飛散が長く続く地域
関西地方は関東より少しだけ花粉シーズンの始まりが遅く、1月はほとんど飛散がありません。
・2〜5月:スギ、ヒノキ、イネ科
・6〜7月:イネ科が中心
・8〜10月:イネ科、ブタクサ、ヨモギ
・11月:ヨモギ
イネ科花粉の飛散期間が3月から10月と非常に長いのが関西の特徴ですよ。
河川敷の多い大阪や京都では、散歩やジョギングのときに気をつけてほしいですね。
九州の6月花粉症|温暖な気候でイネ科が早くから飛散
九州は温暖な気候のため、イネ科の雑草が早くから成長します。
・2〜5月:スギ、ヒノキ、イネ科
・6〜7月:イネ科が中心
・8〜9月:イネ科、ブタクサ、ヨモギ
・10〜11月:ヨモギ
九州は関西とほぼ同じ飛散状況ですが、秋のブタクサの飛散期間が短めなのが特徴です。
6月のイネ科対策をしっかりすれば、他の地域よりラクに過ごせるかもしれませんよ。
北海道の6月花粉症|シラカバとイネ科のダブルパンチ
北海道は冬が長いぶん、花粉シーズンは短めです。
でも油断は禁物ですよ。
・4〜5月:スギ、シラカバ、ヒノキ、イネ科
・6月:イネ科が中心
・7〜9月:イネ科、ヨモギ、ブタクサ
北海道ならではの注意点はシラカバ花粉。
本州ではあまり馴染みがありませんが、北海道では5月から6月にかけてシラカバ花粉で悩む方がとても多いんです。
シラカバ花粉はリンゴやサクランボなどの果物アレルギーと関連があることも知られていますので、口の中がかゆくなる方は一度検査を受けてみてくださいね。
お金をかけない6月の花粉症対策ベスト5
さて、ここからはチエばあちゃんおすすめの、家にあるものでできる花粉症対策をご紹介しますね。
1. 濡れマスクで喉と鼻を守る
市販の濡れマスクを買わなくても、普通のマスクの内側に水で湿らせたガーゼを1枚はさむだけで十分ですよ。
喉の乾燥も防げて一石二鳥なんです。
2. ワセリンを鼻の入り口に塗る
鼻の穴の入り口にほんの少しワセリンを塗ると、花粉が粘膜に付きにくくなります。
ワセリンは薬局で数百円で手に入りますし、一度買えば何ヶ月も使えますよ。
3. 帰宅後すぐに顔を洗う
外から帰ったら、まず顔を水で洗うこと。
目のまわりや鼻のまわりについた花粉をさっと落とすだけで、夜の症状がずいぶん楽になりますよ。
4. 洗濯物は部屋干しにする
6月はもともと梅雨で部屋干しが多い時期ですよね。
花粉対策としてはむしろ好都合なんです。
どうしても外に干したいときは、取り込むときにパンパンとはたくのを忘れずに。
5. お茶の力を借りる
昔からおばあちゃんたちが飲んでいた甜茶(てんちゃ)や緑茶には、アレルギー症状を和らげる成分が含まれているんですよ。
薬に頼る前に、毎日のお茶をちょっと変えてみるのもいいかもしれませんね。
どれもお金をかけずに今日からできることばかりです。
「花粉に近づかない・体につけない・早く落とす」、この3つを意識するだけで、6月の花粉症はぐっと楽になりますよ。
よかったら試してみてくださいね。




