むかし母がね、毎朝お弁当に卵焼きを焼いてくれていたんですよ。
あの甘くてふわふわの卵焼きの香りで目が覚めたものです。
チエばあちゃんです。
今日は卵焼きをふわふわにおいしく焼くコツをお話ししますね。
昔ながらのおばあちゃんの知恵と、今どきの便利なやり方、両方をご紹介しますので、あなたに合ったやり方を見つけてみてくださいね。
卵焼きがふわふわになる下ごしらえのコツ
卵焼きをふわふわに仕上げるには、卵の混ぜ方がとても大事なんですよ。
昔からおばあちゃんたちがやっていたのは、菜箸を使って卵白を切るように混ぜるやり方です。
ぐるぐるかき混ぜるのではなく、箸先を左右に動かして白身のコシを切ってあげるんですね。
こうすると焼いたときにムラなく、きれいな黄色に仕上がりますよ。
最近は小さな泡立て器を使う方も多いですよね。
確かに手早く混ざるので忙しい朝には便利です。
ただし、泡立てすぎると気泡が入りすぎて「す」が立ちやすくなるので、混ぜすぎには気をつけてくださいね。
それから、卵液に水を大さじ1杯ほど加えるのが昔からの知恵なんです。
マヨネーズを少し入れるという今風のやり方もありますが、どちらもふわっと仕上がりますよ。
昔ながらの味付けと今どきのアレンジレシピ
チエばあちゃんの家では、ずっと砂糖としょうゆを少し入れた甘い卵焼きが定番でした。
関東風の甘い卵焼きは、お弁当に入れると冷めてもおいしいんですよね。
一方で、関西のおばあちゃんたちはだし巻き卵といって、かつおだしをたっぷり入れた卵焼きを作ります。
だしを入れるとじゅわっとした食感になって、これがまたたまらないんですよ。
今は顆粒だしや白だしがありますから、だし巻き卵も手軽に作れる時代になりましたね。
卵2個に白だし小さじ2、お砂糖ひとつまみ、これだけで料亭のような味になりますよ。
チーズを入れたり、しらすや青ねぎを混ぜたり、アレンジも楽しんでみてくださいね。
卵焼きの焼き方|失敗しない火加減と巻き方
卵焼きを上手に焼くには、フライパンの温度がいちばんの決め手です。
昔はおばあちゃんたちが手をかざして「このくらいかな」と感覚で温度を見ていたものです。
目安としては、油をなじませたフライパンに卵液を少し落として、ジュッと音がするくらいがちょうどよい温度ですよ。
焼くときは中火から弱火でじっくりがコツです。
強火で一気に焼くと焦げてしまいますし、中がトロッとしたまま巻くことになってしまいます。
卵液を3回くらいに分けて流し入れ、半熟のうちに手前に巻いていきましょう。
最近はシリコン製のターナーや卵焼き専用フライパンもありますから、道具に頼るのも賢いやり方ですよ。
昔ながらの銅製の卵焼き器は熱の伝わりが均一で、プロの料理人さんも愛用していますね。
卵焼きをきれいに切るコツと保存のポイント
焼きたての卵焼きをすぐに切ると、形が崩れてしまうことがありますよね。
これは昔からおばあちゃんたちが知っていたことなんですが、巻きすやラップで形を整えてから少し冷ますのが大切なんですよ。
5分ほど置いてから切ると、断面もきれいに仕上がります。
包丁を少し濡らしてから切ると、さらにスパッときれいに切れますよ。
お弁当用にたくさん作りたいときは、冷凍保存もできるんです。
1切れずつラップに包んで冷凍しておけば、朝はレンジで温めるだけ。
忙しい朝の味方になってくれますよ。
昔の知恵と今の便利さ、どちらもうまく使えばお料理はもっと楽しくなりますよね。
よかったら明日の朝ごはんに、ふわふわの卵焼きを焼いてみてくださいね。




