今日はとっておきの知恵をお伝えしますね。チエばあちゃんです。
九月も半ばになると、朝晩がずいぶん涼しくなってきますよね。
そうなると「そろそろ実家の片付けをしなくては」と思い立つ方も多いのではないでしょうか。
じつはね、お彼岸の帰省は実家の片付けを始める絶好のタイミングなんですよ。
暑い夏が終わり、体も動きやすくなった今の季節は、荷物の運び出しにも無理がなく、親御さんと一緒に作業するにも向いています。
でも「どこから手をつければいいかわからない」と途方に暮れてしまう方も多いですよね。
今日は長年の暮らしの経験から学んだ、実家の片付けをスムーズに進める手順ベスト5をお伝えします。
よかったら、今年の秋から少しずつ始めてみてくださいね。
第1位:まず「導線」を作る|玄関・廊下から始める
実家の片付けで最初に手をつけるべき場所は玄関と廊下なんですよ。
理由はシンプルで、片付けを進めるには荷物を運び出せる「道」が必要だからです。
玄関に積み上げられた傘や靴、廊下に置きっぱなしの段ボール……これを先に片付けることで、作業のスムーズさがまるで変わってきます。
転倒が心配な親御さんがいるご家庭では、安全のためにもぜひ最初にここから手をつけてくださいね。
「動線の確保が片付けの第一歩」、ぜひ覚えておいてください。
第2位:毎日使うキッチンの「食器・調理器具」を見直す
次におすすめなのが、キッチンの食器棚や引き出しの整理です。
年を重ねると食器の数が増えに増えて、使っていないものがぎっしり……というお宅をよくお見かけします。
秋になると年末の大掃除が頭をよぎり始めますが、年末を待たず今やっておくのが賢いやり方ですよ。
「最後に使ったのはいつ?」を基準にして、2年以上使っていない食器は思い切って手放すのがコツです。
食器は重さがあるので、少しずつ分けて作業するのが体にも優しいですよ。
第3位:押し入れ・物置の「不用品」を仕分けする
昔の家には押し入れや物置がたっぷりあって、何十年分もの荷物が眠っていることが多いですよね。
押し入れの整理は「全部出す→仕分けする→戻す」の三段階が基本です。
一度に全部やろうとすると大変なので、一つの押し入れを半日で完結させることを目標にするといいですよ。
涼しい秋は汗をかかずに作業できますから、この時期が押し入れ整理の本当のベストシーズンなんです。
「いつか使うかも」と思ったものは、たいていその「いつか」が来ないもの。
迷ったらひとまず「手放す候補箱」に入れて、次の帰省まで様子を見る方法もありますよ。
第4位:衣類・布団などの「大型の布もの」を整理する
着なくなった洋服や使わなくなった布団が山積みになっている……実家あるあるですよね。
秋口は布団の入れ替えシーズンでもありますから、夏布団と冬布団の切り替えついでに整理するのが一番スムーズなんですよ。
古い毛布や座布団は意外とかさばるので、圧縮袋に入れて体積を減らすか、自治体の粗大ごみ回収を早めに申し込んでおくと安心です。
衣類は「今の親御さんが実際に着られるもの」だけを残す視点で選ぶと判断しやすくなりますよ。
1日1袋ペースでコツコツと進めていくのが長続きのコツです。
第5位:思い出の品・書類は「最後に」ゆっくりと
写真や手紙、昔の賞状や子どもの作品……こういった思い出の品を最初に触ってしまうと、片付けがぴたりと止まってしまいますよ。
感情が動くものは体力も気力も使いますから、一番最後にとっておくのが賢明なんですよ。
書類関係は年金証書や保険証券などの大切な書類だけを先に別の箱にまとめて保護してから、残りをゆっくり見ていくといいですよ。
思い出の品は無理に捨てなくていいんです。
写真に撮って手元に残したり、一番大事なものだけを選んで箱に納めたりする方法もありますよ。
片付けは「整理」であって「消去」ではないということ、ぜひ心に留めておいてくださいね。
いかがでしたか。実家の片付けはどこから始めるかが決まると、ぐっと動きやすくなりますよ。
お彼岸の帰省のたびに「今日はここだけ」と決めてコツコツ進めると、気がつけばずいぶんすっきりしてきます。
チエばあちゃんも若いころ、自分の実家の片付けに何度も通ったものです。
親御さんとの大切な時間を、片付けを通じて丁寧に積み重ねていってくださいね。
よかったら、今年の秋から一歩ずつ始めてみてくださいね。

