先日、お向かいの田中さんのお孫さんに「おばあちゃん、熱中症予防って難しいことしないといけないの?」って聞かれたんですよ。
うれしいことに、ズボラでも全然大丈夫なんですよ、と胸を張って答えられました。
特別な道具も、手間のかかる準備も要りません。
毎日のちょっとした習慣を積み重ねるだけで、熱中症はしっかり予防できるんですよ。
今日は、私が長年実践してきた「ズボラでもOKな夏の過ごし方」をお伝えしますね。
ズボラでもOK!熱中症予防の水分補給はタイミングだけ覚えれば十分
熱中症予防でいちばん大切なのは、やっぱり水分補給ですよね。
でも「こまめに飲んで」って言われても、忙しいとつい忘れてしまうもの。
そこでおすすめなのが、タイミングを決めてしまうことなんですよ。
「朝起きたらコップ一杯」「トイレに行ったあとに一口」「テレビのCMのたびに飲む」、このくらいゆるくて大丈夫です。
喉が渇いたと感じるころにはすでに体は水分不足になっていますから、渇く前に飲むのがポイントですよ。
飲み物は常温か少し冷えた麦茶や水がおすすめ。
冷たすぎるとお腹を冷やしてしまうので注意してくださいね。
ペットボトルをひとつ手の届く場所に置いておくだけで、ぐっと飲みやすくなりますよ。
涼しく過ごす昔ながらの工夫は、実は手抜きでもしっかり効く
「エアコンをつけっぱなしにするのは電気代が…」というあなた、安心してください。
昔からの知恵を使えば、お金も手間もほとんどかけずに涼しく過ごせますよ。
まず、朝と夕方の涼しい時間帯に窓を開けて風の通り道を作ること。
これだけで室内の熱がかなり逃げてくれます。
玄関先やベランダに水をまく「打ち水」も、気化熱で周りの温度を下げてくれる昔ながらの知恵ですよ。
外出するときは日傘と帽子を必ず持っていくようにしてくださいね。
それから、首の後ろや手首を冷やすだけで体全体がぐっと楽になりますよ。
濡らしたタオルや保冷剤をハンカチに包んで当てるだけ。
これはほんとうに手軽なのに効果抜群なので、ぜひ試してみてくださいね。
熱中症予防に効く!夏の食事はシンプルで十分です
夏は食欲が落ちがちで、つい食事をおろそかにしてしまう方も多いですよね。
でも、しっかり食べることも熱中症予防に欠かせないんですよ。
汗をかくと水分だけでなく、塩分やミネラルも一緒に失われます。
だから、朝のお味噌汁一杯と梅干しひとつ、これだけでも大切な塩分補給になるんですよ。
料理が面倒な日は、きゅうりに塩をつけてかじるだけでも十分。
旬の夏野菜には、その季節に体が必要とする水分と栄養がたっぷり詰まっているんですよ。
きゅうり・トマト・なす・スイカ、どれも水分が多くて体を内側から冷やしてくれます。
朝ごはんを抜くのだけは避けてくださいね。
おかゆやお茶漬けなど食べやすいものでも十分ですから、何か口に入れる習慣をつけてみてください。
疲れたら迷わず休む。それが熱中症予防の「最大のズボラ術」
最後にお伝えしたいのが、「無理しない」ということです。
じつはこれが、熱中症予防のいちばんの方法かもしれません。
「少しくらい大丈夫」と思っているうちに体調を崩してしまうのが、熱中症の怖いところなんですよ。
めまいや頭痛、吐き気を感じたら、すぐに涼しい場所に移動して横になってくださいね。
暑い時間帯(特に午前10時〜午後3時ごろ)の外出はできるだけ控えるのが賢明ですよ。
「休む」「逃げる」「水を飲む」、この三つを迷わずできることが、ズボラ流・最強の熱中症対策なんです。
難しいことは何もありません。
今日から少しずつ、自分のペースで取り入れてみてくださいね。
あなたとご家族が、この夏も元気に笑顔で過ごせますように。
チエばあちゃんより、心を込めて。




