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チエばあちゃんです。涼しくなってくると増えるのが「天井からカサカサ、トトト…と音がする」という相談なんですよ。寒くなるとネズミが暖かい家の中に入ってくる季節でしてね、秋から冬はネズミ被害の本番なんです。
今日は、ネズミ駆除を業者に頼むといくらかかるのか、自分でできる対策はどこまでか、まとめてお話ししますね。
ネズミを放置してはいけない3つの理由
- ①配線をかじられると火事のもと…ネズミの歯は伸び続けるので、何でもかじります。電気コードの被覆をかじられて漏電・火災になった例は珍しくないんですよ。
- ②フン・尿とダニの被害…天井裏に住み着くと、フン尿の臭いと一緒にイエダニが部屋に降りてきます。ダニ退治の記事でも書きましたが、原因ごと断たないといたちごっこです。
- ③増えるのがとにかく速い…「ねずみ算」の言葉どおり、ひと冬で数十匹になることも。音が「ときどき」のうちが一番安く済みますよ。
自分でできる対策はここまで
市販グッズでできるのは「数が少ないうちの捕獲と追い出し」です。粘着シートは通り道(壁ぎわ)に隙間なく並べるのがコツ。毒餌は小さいお子さんやペットのいるお家では置き場所に注意してくださいね。
ただし大事なことをひとつ。追い出しても、侵入口を塞がなければ必ず戻ってきます。ネズミは1.5cmほどの隙間があれば入れるので、床下の通気口・配管まわり・エアコンの導入部まで全部塞ぐのはプロの仕事なんです。
ネズミ駆除業者の費用相場の目安(2026年)
| 内容 | 費用相場の目安 | ひとこと |
|---|---|---|
| 調査・駆除(軽度) | 3万〜8万円 | 捕獲・毒餌設置と経過確認 |
| 駆除+侵入口封鎖 | 8万〜15万円 | 再発防止の要。封鎖箇所数で変動 |
| 清掃・消毒・断熱材交換 | 被害範囲による | フン尿被害が広いと追加になりやすい |
ポイントは「駆除だけ」で終わらせず、侵入口封鎖と再発保証までセットで見積もりを取ること。安く見えても封鎖なしでは、また来年同じお金がかかりますからね。
ちなみに、カサカサではなくドタドタ・ドスンと大きめの足音がするなら、ネズミではなくイタチ・ハクビシン・アライグマなどの害獣かもしれません。その場合は害獣駆除110番が専門ですよ。
業者に頼むか迷ったら、この3つで判断
- カサカサ音が1週間以上続いている
- フンが増えている・場所が広がっている(黒い米粒状ならネズミです)
- 食品の袋や柱にかじり跡を見つけた
どれかに当てはまったら、住み着かれているサインです。被害が広がる前に動くのが結局一番の節約ですよ。
まず、どのネズミかで対策が変わります
家に入ってくるネズミは、だいたい3種類です。同じ罠や毒エサでも、相手によって効きが違うんですよ。
- クマネズミ…天井裏を走り回るのはたいていこれ。身が軽く、壁や配管を伝って上がってきます。警戒心が強くて毒エサを食べないことが多いのが厄介なところ。市販品でうまくいかない原因の多くがこれです。
- ドブネズミ…下水や床下など、低いところにいます。体が大きく気が荒いので、素手で扱ってはいけません。
- ハツカネズミ…小さくて、わずかなすき間から入ります。倉庫や納屋で見かけることが多いです。
天井から聞こえる音の場所と時間帯(夜中に走る音なら天井裏、夕方に床下ならドブネズミの可能性、など)をメモしておくと、業者に伝えるときに役立ちますよ。
侵入口をふさがないと、何度でも戻ってきます
ここがいちばん大事なところです。捕まえることと、入れなくすることは別の作業なんですよ。駆除だけ頼んで侵入口をそのままにすると、しばらくしてまた同じことになります。
ネズミは1.5センチほどのすき間があれば入ってきます。ハツカネズミなら1センチほどで通れます。心当たりを見てみてください。
- エアコンの配管を通した壁の穴(パテが痩せて割れていることが多いです)
- 換気扇や通気口の網が破れているところ
- 床下の通風口、基礎の水抜き穴
- 給排水管が壁や床を貫いているところのすき間
- 古い家なら、屋根と壁の取り合い部分
ふさぐときは、かじられない材料を使ってください。ガムテープや発泡ウレタンだけでは食い破られます。金網やステンレスたわしを詰めてから、その上をモルタルやパテで固めるのが基本の形です。
駆除したあとの掃除まで含めて考えてください
ネズミがいなくなって終わり、ではないんです。
糞尿には病原体が含まれることがあり、乾いて舞い上がったものを吸い込むのもよくありません。掃除機で吸うと排気で舞うので、消毒液を吹きかけて湿らせてから、マスクと手袋をして拭き取ってください。
それと、ネズミがいなくなったあとにダニが人を刺しに降りてくることがあります。宿主がいなくなって行き場を失うためです。駆除のあとに急にかゆみが出たら、これを疑ってください。業者に頼むなら、清掃と消毒、ダニの処理まで見積もりに入っているかを確認しましょう。
自治体や保健所に相談できることもあります
多くの自治体では駆除そのものはやっていませんが、相談窓口があったり、捕獲器を無料で貸してくれたり、薬剤を配ってくれたりする地域があります。まずはお住まいの市区町村の名前と「ネズミ 相談」で調べてみてください。民間に頼む前のひと手間です。
賃貸にお住まいなら、先に管理会社か大家さんへ。建物のすき間や配管まわりが原因なら、貸主側の負担になることがあります。自分で手配して払ってしまうと、あとから請求しても通りにくいので順番に気をつけてくださいね。
依頼してから終わるまでの流れ
ネズミは一度で終わらないことが多いので、日数の見当をつけておくと気が楽です。
- ①現地調査…天井裏や床下に入って、糞の場所やかじり跡から通り道を探します。調査が無料かどうかは先に確認を
- ②見積もり…駆除だけか、侵入口の封鎖工事まで入るかで金額が変わります。封鎖まで入っているかを必ず見てください
- ③駆除…毒エサや粘着シートを設置します。この日で終わりではありません
- ④回収と追加設置…数日から1週間後に様子を見に来ます
- ⑤封鎖工事と清掃…いなくなったことを確認してから、入口をふさぎます
- ⑥そのあとの保証…再発したときに無料で対応してくれるのか、期間はどのくらいかを契約前に確認してください
ばあちゃんの結論
音がするうちに、駆除+侵入口封鎖までセットで相見積もり。これだけ覚えて帰ってくださいね。ほかの害虫・害獣の相場は害虫駆除業者の費用相場と選び方にまとめてあります。屋根まわりを見てもらうなら雨漏り修理の費用相場も参考にどうぞ(屋根裏の点検はセットでやると効率的です)。





