梅雨の湿気対策、間違ったやり方していませんか?
むかし母が梅雨前になると決まって押し入れを全部開けて、家中の空気を入れ替えていたのを思い出します。
チエばあちゃんです。
あの頃は「大げさだなあ」なんて思っていたんですけどね、大人になってから母の梅雨の湿気対策がどれほど理にかなっていたか、身に染みてわかりましたよ。
じつはね、湿気対策って「やっているつもり」で逆効果になっている人がとても多いんです。
除湿剤を置いているのにカビが生えた、換気しているのにジメジメする…そんな経験はありませんか?
今日は梅雨前にやりがちな湿気対策の間違いと、正しいやり方をお伝えしますね。
【NG】除湿剤を置くだけで安心していませんか?
押し入れやクローゼットに除湿剤をポンと置いて終わりにしている方、けっこう多いんですよ。
でもね、それだけでは湿気対策としては不十分なんです。
除湿剤が吸える水分には限りがありますし、閉めきった空間では湿気のほうがどんどん勝ってしまいます。
除湿剤が満タンになっているのに気づかず放置しているなんてことも、よくある失敗ですね。
水が溜まったまま置いていると、逆に湿気を戻してしまうこともあるんですよ。
【正解】梅雨前の湿気対策は「風通し+すのこ」が基本
正しい湿気対策の基本は、まず収納場所の風通しをよくすることです。
晴れた日に押し入れやクローゼットの扉を開けて、お部屋の窓も一緒に開けて空気を通してあげてください。
私は週に一度は布団を出して空気を入れ替えるようにしていますよ。
それから、収納の底にすのこを敷いておくのがとても大事です。
床と荷物の間に隙間ができて、湿気がこもりにくくなるんですね。
除湿剤を使うなら、すのこと風通しをセットにして初めて効果が出ると覚えておいてくださいね。
新聞紙を丸めて隅に置いておくのも昔ながらの知恵で、湿気をよく吸ってくれますよ。
【NG】換気扇を回すだけのカビ対策は不十分
お風呂場や台所のカビ対策として換気扇を回している方は多いと思います。
でもね、換気扇を回すタイミングと時間を間違えると、あまり意味がないんですよ。
たとえば入浴後に換気扇を少しだけ回して止めてしまう方。
お風呂場の湿気はそんなに簡単には抜けません。
それから、天井や壁の上のほうにカビが生えているのに気づかないという失敗も多いんです。
目線より上は見落としやすいですからね。
【正解】水まわりのカビ予防は梅雨前の掃除と乾燥がカギ
台所やお風呂場、洗面所の水まわりのカビ予防は、梅雨前にしっかり掃除しておくことが大切です。
シンク下の収納は物を全部出して、お酢を薄めた水で拭き掃除をしましょう。
お風呂場は天井や壁の隅まで丁寧に洗って、よく乾かしておいてくださいね。
入浴後の換気は最低でも2〜3時間は換気扇を回し続けるのが正しいやり方ですよ。
できれば朝まで回しておくのが理想です。
私は重曹を小さな器に入れてシンク下や洗面台の下に置いています。
湿気も臭いも吸ってくれて、体にもやさしいのでとても重宝しますよ。
【NG】雨の日に窓を開けて換気するのは逆効果
「換気が大事」と聞いて、雨の日にも窓を開けている方がいらっしゃるんですが、これは逆効果です。
外の湿度が高いときに窓を開けると、湿った空気がどんどん家の中に入ってきてしまいます。
梅雨どきの換気は晴れた日や湿度の低い時間帯を選ぶのがとても大事なんですよ。
朝の早い時間や、雨上がりの晴れ間がおすすめです。
雨の日はエアコンの除湿機能や除湿機を活用するほうがずっと効果的ですよ。
おばあちゃんの知恵で作る自然の除湿アイテム
昔のおばあちゃんたちは、お金をかけずに上手に湿気対策をしていました。
炭を部屋の隅や下駄箱に入れるのは定番の知恵ですね。
炭は湿気を吸ったり放したりしてくれるので、天日干しすれば何度も繰り返し使えます。
コーヒーの出がらしを乾かして布袋に入れると、除湿剤代わりになりますよ。
お塩を小皿に盛っておくのも、古くから伝わる知恵のひとつです。
自然のものを使った湿気対策は体にやさしいので、小さなお子さんやペットがいるご家庭でも安心ですね。
梅雨を快適に乗り切るために今日からできること
湿気対策で一番もったいないのは、「やっているつもり」で間違った方法を続けていることです。
正しいやり方を知っているだけで、カビや嫌な臭いをぐんと減らせますよ。
梅雨が本格的に始まる前の今のうちに、少しずつ準備を始めてみてくださいね。
押し入れの風通し、水まわりの掃除、換気のタイミング。
どれも難しいことではありませんから、できることからひとつずつやってみてください。
あなたのお家がじめじめ知らずの快適な梅雨になりますように。
よかったら試してみてくださいね。




