チャタテムシの寿命や生態について、駆除方法もご紹介

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チャタテムシ寿命と生態

家の中には、歓迎されない害虫がどうしてもいるもの。
その中でも、多くのご家庭に潜んでいるのが「チャタテムシ」です。

名前だけ聞いてもピンとこない方でも、姿を見れば「これかぁ」と知っている方も多いかも?
そんな、家でよく見かけるチャタテムシについて、今日はまとめてみました。

チャタテムシってどんな虫?その生態

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ずっとしまっておいた本を開いたら、小さい虫が歩いてた…。こんな経験ありませんか?
それがチャタテムシ、体長1~2mmほどの虫です。

チャタテムシ 画像

拡大画像は気持ち悪いので乗せませんが、アブラムシと蟻の中間のような姿かたちをしています…。
興味があれば、「チャタテムシ」で画像検索してみてください。
引き出しや台所にいるものは羽がなく、時折ジャンプします。恐ろしい…!!

チャタテムシは、薄暗い場所で、湿度が高いところを好みます。
そのため、押入れの中やキッチンで比較的よく見かけるのですね。

繁殖シーズンは梅雨時~夏にかけて。この時期になると、環境次第で大量発生してしまいます。
特に、湿度が70%以上温度が18度以上の場所では一気に増殖するのだとか。

チャタテムシの繁殖方法は独特です。
なんと、家にいるチャタテムシはすべてメスで、オスは発見されていないそうです。
メスだけで卵を産む、単為生殖で増えるのだそう。
1匹のチャタテムシは一日に1~2個の卵を産み、生涯で100個も卵を産むのだとか…。
環境次第では、まさにネズミ算式で増えていくのですね。

チャタテムシ寿命と生態

チャタテムシの寿命は、条件が良ければ半年以上と言われています。
25度以下で、湿度が55%を下回ると成長しないとされているので、梅雨~秋を乗り切れば、普通は自然と消えて見なくなるものです。

チャタテムシの食べ物は、主にカビです。人間の目に見えないようなカビを食べるので、湿気のある場所ならどこでも生きていけるのですね。
また、粉ものやカツオブシも大好きですので、開封した食べかけの食品の管理には気を付けなければなりません。

チャタテムシだけでなく、こうした開封した後の食品にダニが大量繁殖して、それを食べてアレルギー症状(アナフィラキシー)が出てしまう事件も起こっています。
使いかけの小麦粉類は、なるべく冷蔵庫や冷凍庫で保存して、密封しておくことが大切です。

チャタテムシ アレルギー被害

チャタテムシ アレルギー
チャタテムシも、アレルギーの原因になりますので注意が必要です。

チャタテムシはカビを主食としていますので、その死骸や糞を人が吸い込むことで、
カビのアレルギーを起こすと言われています。
カビの種類は「アスペルギルス」というもので、家の中には一般的にあるカビ菌です。
免疫が低下しているときや、もともとアレルギーを持っている場合、
呼吸器への異変が起こることがあります。

症状としてはアレルギー喘息のようなツライ咳などで、肺や呼吸器への影響が懸念されます。

そうならないためにも、チャタテムシが繁殖する環境を見直して、成虫を駆除していきましょう。
次の項目から、チャタテムシの駆除方法についてご紹介していきます。

チャタテムシの駆除方法

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チャタテムシは、どのご家庭でも潜んでいる虫なので、なかなかすべてを駆除することは難しいようです。
押入れや引き出しに数匹見かけたぐらいでは、そこまで気にする必要はないでしょう。

でも、中には畳からチャタテムシがどんどん出てきてたり、ずっとしまっていた段ボールの中に、わさわさと繁殖しているなんて場合もあります。
こうした時には、すでに繁殖してしまったチャタテムシを駆除しなければ、アレルギーなどの健康被害が心配です。

チャタテムシの駆除方法については、こちらの記事でご紹介していますので、参考にしてみてくださいね。

⇒それチャタテムシ!台所や窓、畳にいる小さく白い虫の駆除方法

知恵ばぁの場合は、見つけたら指でプチっとつぶしてしまいますが(笑)虫が嫌いな人はそれも厳しいでしょう。
普段から繁殖させないよう、対策をしていきたいものです。

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