先日、お向かいの田中さんから電話がかかってきたんですよ。
「チエさん、最近ニュースで『健康経営』って言葉をよく聞くんだけど、私たちにも関係あるのかしら」って。
確かに、健康経営というと会社や職場のお話に聞こえますよね。
でもね、チエばあちゃんはこう思うんですよ。
健康経営って、実は「自分の体を大切に、上手に使い続けるための工夫」のことなんじゃないかって。
会社を経営するのに計画が必要なように、自分の体も上手に「経営」してあげることが大切なんですよ。
しかも、お金をかけなくたっていい。
台所にあるものや、毎日の暮らしの中にこそ、健康の宝が眠っているんです。
今日は、チエばあちゃんが長年実践してきた「お金のかからない健康経営」の知恵をお伝えしますね。
ステップ1 朝の白湯で「体のエンジン」を温める
健康経営の第一歩は、朝のちょっとした習慣から始まりますよ。
チエばあちゃんが毎朝かかさずやっていること、それが白湯を飲むことです。
やかんで沸かしたお湯を少し冷まして、マグカップ一杯ゆっくり飲む。
たったそれだけのことなんですけどね。
白湯は内臓をやさしく温めて、一日を動かす準備をしてくれるんですよ。
血のめぐりがよくなって、胃腸もシャキッと目覚める。
お金はほとんどかかりませんし、道具も家にあるもので十分です。
冷え性で悩んでいる方には特におすすめですよ。
朝起きてすぐ、コーヒーや緑茶の前に、まず白湯を一杯。
これだけで体の「経営」がずいぶん楽になりますよ。
ステップ2 台所の食材で免疫力を「底上げ」する
次は食のお話ですよ。
健康経営で大事なのは、特別なサプリメントを買うことじゃなくて、毎日の食事を丁寧に見直すことなんですよね。
チエばあちゃんがいつも台所に置いているものをいくつかご紹介しますね。
まずしょうが。
生姜は体を温め、免疫力を助けてくれると昔から言われていますよ。
お味噌汁や煮物に少し加えるだけで、ぐっと体に優しい一品になります。
それからみそ。
日本人の知恵の結晶とも言えるみそ汁は、腸内環境を整えてくれる発酵食品の代表格ですよ。
一日一杯のみそ汁、意識してみてくださいね。
スーパーで100円台で買えるものばかりですから、健康にお金をかけすぎなくていいんですよ。
台所を見回せば、案外宝の山なんです。
ステップ3 家事を「ながら運動」に変える
健康経営には運動も欠かせませんよね。
でも、ジムに通ったり特別な器具を買ったりしなくていいんですよ。
家事そのものが、立派な運動になるんです。
たとえば、掃除機をかけながら意識的に大股で歩いてみる。
洗い物をしながら、かかとを上げ下げする「ヒールレイズ」をやってみる。
洗濯物を干しながら、背伸びをして腕を伸ばす。
チエばあちゃんはね、台所仕事の間は必ずつま先立ちを意識するようにしているんですよ。
気が付けば足腰の筋肉がしっかりしてきて、転びにくくなりましたよ。
「運動しなきゃ」と構えると長続きしないものです。
毎日やる家事に少し意識を加えるだけで、十分な運動量になりますよ。
ステップ4 休憩の「質」を上げる小さな知恵
健康経営で見落としがちなのが、休み方の工夫です。
昔から「休息は健康の柱」と言いますよね。
でも、ただぐったりするのと、上手に休むのとでは大違いなんですよ。
チエばあちゃんがおすすめするのは、昼食後の15分だけ横になることです。
目を閉じて深呼吸を3回するだけでも、午後の体の動きがまるで違ってきますよ。
それから、夜は寝る前にスマホを置いて、温かいお茶を一杯飲む時間を作ってみてください。
眠りの質が上がると、翌朝の体のキレがぜんぜん違いますよ。
カモミールやほうじ茶など、家にあるもので十分です。
ステップ5 「健康日記」でセルフチェックをする
最後のステップは、自分の体の変化を記録することです。
会社の経営には帳簿が必要なように、自分の健康経営にも記録が大切なんですよ。
といっても、難しいことはしなくていい。
100円のノートに、毎日の体重・体調・睡眠・食事を一言ずつ書くだけでいいんですよ。
チエばあちゃんも長年やっていますけれど、記録を続けると「そういえば最近疲れやすいな」「あのころ調子よかったな」という気づきが生まれてくるんです。
自分の体のパターンがわかると、不調の前に手が打てるようになりますよ。
病院に行く前に自分で気づく力、これが本当の意味での健康経営だと思うんですよね。
今日ご紹介した5つの習慣、どれもお金のかからないものばかりでしたよね。
白湯・台所の食材・家事の工夫・休み方・記録。
どれか一つでも、よかったら試してみてくださいね。
チエばあちゃんも、長い年月をかけて少しずつ積み重ねてきたことばかりですから。
あなたの毎日の暮らしが、もう少し楽になりますようにと願っていますよ。




