こんにちは、チエばあちゃんです。
春や秋になると、上京して一人暮らしの際に何を準備したらいいのか、と孫から相談されることが増えるんですよ。
わたしも娘を東京へ送り出したときは、心配で心配で、風呂敷いっぱいに知恵を詰めて持たせたものです。
今日は昔ながらの知恵と、今どきの便利なやり方を比べながら、あなたにお話ししますね。
上京して一人暮らしの際の食事は「常備菜」と「冷凍術」で乗り切る
昔からおばあちゃんたちは、常備菜を欠かしませんでした。
きんぴらごぼうやひじきの煮物を多めに作っておけば、疲れて帰った日でもごはんとお味噌汁だけで立派な食卓になるんですよ。
お味噌汁も、味噌に鰹節と乾燥わかめを混ぜて丸めておく「味噌玉」にすれば、お湯を注ぐだけで飲めるんです。
今どきは冷凍食品や宅配のお弁当も上手にできていますから、無理をせず組み合わせるのがいいですね。
ただ、外食やお惣菜ばかりだとお金も体も心配です。
週末に一品だけ煮物を作る、それだけでもずいぶん違いますよ。
炊いたごはんを一膳ずつ冷凍しておくのも、昔の「おひつ」の代わりになる知恵なんですよ。
上京して一人暮らしの際のお金の管理は袋分けとアプリの合わせ技
わたしたちの時代は、封筒でお金を袋分けするのが当たり前でした。
「食費」「家賃」「電気代」と封筒に分けて、その中でやりくりするんです。
残ったお金は貯金箱へ、これが何よりの楽しみでしたねえ。
今はスマホの家計簿アプリで自動的に記録してくれるそうで、便利になったものです。
ただ、アプリは数字を眺めるだけになりがちですから、現金の重みを感じる袋分けも案外ばかにできません。
特に食費だけは封筒に一週間分の現金を入れて使うと、使いすぎがひと目でわかりますよ。
「見えるお金」と「見えるアプリ」の合わせ技、よかったら試してみてくださいね。
上京して一人暮らしの際の掃除と洗濯は昔の道具が意外と役立つ
掃除機がなくても、昔はほうきとはたき、新聞紙で十分きれいにしていたんですよ。
濡らしてちぎった新聞紙を畳や床にまいて掃くと、ほこりが舞い上がらずによく取れます。
狭いお部屋なら、フローリングワイパーと粘着ローラーがあれば掃除機はしばらくいらないくらいです。
洗濯も、襟の汚れは固形石けんでこすってから洗うのが昔からの知恵。
今どきの洗剤は優秀ですが、ひと手間の予洗いだけは今も変わらず効きますよ。
部屋干しのにおいが気になるときは、扇風機の風を当てて早く乾かすこと。
これは昔の「風通し」の知恵と同じ理屈なんですね。
上京して一人暮らしの際こそ「ご近所と防犯」の知恵を忘れずに
昔は引っ越したらご近所へごあいさつに行くのが当たり前でした。
今は防犯のために、特に女性はあいさつを控えることもあると聞いて、時代の変化を感じますねえ。
そのかわり、ごみ出しの時間を守る、廊下で会ったら会釈をする、それだけで印象はずいぶんよくなりますよ。
防犯では、洗濯物に男物のタオルを混ぜて干す、玄関に男物の傘を置くという昔ながらの知恵があります。
今はスマホで見られる防犯カメラやセンサーライトもお手頃になりました。
昔の知恵と今の道具、両方を味方につけるのが一番の安心です。
初めての一人暮らしは不安も多いでしょうが、あなたなら大丈夫。
困ったときは無理をせず、家族や周りの人を頼ってくださいね。
チエばあちゃんは、いつでもあなたの新生活を応援していますよ。




