こんにちは、チエばあちゃんです。
今日は「注意されると黙り込む子ども」のことについてお話ししたいと思います。
あなたのお子さんやお孫さんにも、叱られるとだまってしまう子はいませんか?
実はね、うちの孫も小さい頃はまさにそのタイプだったんですよ。
何か注意すると、口をきゅっと結んで下を向いてしまって、言葉が出ないまま固まってしまう姿を見て、最初は「反省してるのかな」と思っていたんです。
でもね、あとから気づいたんですよ。
あの子は反抗しているんじゃなくて、頭の中がいっぱいになって言葉にできなかったんだって。
注意されると黙り込む子どもの気持ちを昔の知恵で理解する
昔のおばあちゃんたちはよく「子どもは黙っているときが一番考えているんだよ」と言っていました。
これはね、本当にそうだと思うんです。
私たちの時代は、叱られたら「はい」と返事をするのが当たり前でした。
でもね、黙り込む子どもは心の中で一生懸命に言葉を探しているんですよ。
昔の人は「待つ」ということをとても大切にしていました。
お味噌汁だって、お漬物だって、じっくり時間をかけて味が出るでしょう?
子どもの心も同じなんです。
黙っている時間は、その子が自分の気持ちを整理している大切な時間なんですよ。
昔のおばあちゃんたちは、囲炉裏端でお茶を飲みながら「まあ、ゆっくりでいいよ」と声をかけていたものです。
あの「間」を大切にする姿勢は、今の時代にもそのまま使える知恵だと思います。
現代の子育てに活かす「黙り込む子ども」への声かけの工夫
今の時代は、子どもの気持ちに寄り添う方法がたくさん紹介されていますね。
昔と違って、「気持ちを言葉にする練習」ができる環境が整っているのは、とてもいいことだと思います。
たとえば、注意されると黙り込む子どもには「怒っているわけじゃないよ」と最初に伝えてあげる方法があります。
昔は「察する文化」でしたから、わざわざ言葉にしなくてもわかるだろうと思っていました。
でも今の時代は、「あなたのことが嫌いで注意しているんじゃないよ」と言葉にしてあげることが大切なんですね。
私の孫にも試してみたんですよ。
「ばあちゃんは怒ってないよ。ただ、こうしたほうがいいかなって思って言ったんだよ」って。
そしたらね、少しずつ「うん…あのね」って話し始めてくれるようになったんです。
現代では「選択肢を出す」という方法もよく言われますね。
「悲しかった?それとも驚いた?」と聞いてあげると、子どもは自分の気持ちに名前をつけやすくなるそうです。
これは昔にはなかった考え方ですけれど、とても理にかなっていると思いますよ。
昔と今の知恵を合わせて子どもの心を育てる方法
おばあちゃんの時代の「待つ力」と、今の時代の「言葉で伝える力」。
この二つを合わせると、とてもいい子育てができると思うんです。
具体的にはね、こんなふうにしてみてください。
まず、注意したあとに10秒だけ静かに待ってあげる。
これは昔のおばあちゃんの「間を大切にする」知恵です。
そのあとで「今どんな気持ち?」とやさしく聞いてあげる。
これは今の時代の知恵ですね。
それでも言葉が出なかったら、「あとでゆっくり教えてね」と伝えて、その場を終わりにしてあげる。
無理に言葉を引き出そうとしないことが、実は一番大切なんですよ。
うちの孫も中学生になった今では、「ばあちゃん、あのときはごめんね」と自分から話してくれるようになりました。
あのとき焦らなくてよかったなあと、しみじみ思います。
黙り込む子どもは、決して心を閉ざしているわけではないんです。
ただ少し、言葉にするのに時間がかかるだけ。
昔のおばあちゃんたちが教えてくれた「待つ」という愛情と、今の時代の「気持ちを言葉にする手助け」を組み合わせて、どうかお子さんのペースを大切にしてあげてくださいね。
よかったら今日から、ほんの少しだけ「待つ時間」を増やしてみてください。
きっとお子さんの表情が変わってくると思いますよ。




