近所の公園で夕方にお散歩していたら、柴犬を連れた若いお母さんに「うちの子、キツネ顔とタヌキ顔どっちですか?」って聞かれましてね。
チエばあちゃんです。
柴犬のキツネ顔とタヌキ顔の違い、気になっている方は本当に多いんですよ。
シュッとした顔と丸顔、どちらも可愛いけれど、見分け方や特徴を知っておくとお迎えのときにも役立ちます。
今日はおばあちゃんが長年柴犬を見てきた経験も交えて、やさしくお話ししますね。
柴犬の「キツネ顔」と「タヌキ顔」を間違えやすいポイント
まずよくある間違いからお話ししますね。
「うちの子は丸顔だからタヌキ顔」と思っていたら、実は冬毛でほっぺたがふくらんでいただけだった、というのはよくある話なんですよ。
ちょうど今の時期、5月から6月にかけては換毛期の真っ最中ですよね。
冬毛が抜けてスッキリすると「あら、意外とシュッとしたお顔だったのね」と気づく飼い主さんが多いんです。
柴犬の顔タイプを見極めるなら、換毛期が終わった初夏の今がいちばんわかりやすい時期ですよ。
キツネ顔の柴犬の特徴──シュッとした凛々しさ
では正しい見分け方をお伝えしますね。
キツネ顔の柴犬は、マズル(鼻先から口にかけての部分)がスッと長くて、お顔全体が三角形に見えるのが特徴です。
目は切れ長でキリッとしていて、日本犬保存会系の血統に多い顔立ちですよ。
正面から見たときに「おでこからあごまでがほっそりしているな」と感じたら、それはキツネ顔の子です。
凛とした和犬らしい美しさがあって、横顔がとくに映えるのがこのタイプの魅力ですね。
タヌキ顔の柴犬の特徴──まんまるの愛嬌
一方でタヌキ顔の柴犬は、ほっぺたがふっくらしていてお顔全体が丸く見えます。
目も丸くてくりっとしていて、なんともいえない愛嬌があるんですよ。
家庭犬として繁殖されてきた系統に多い顔立ちで、「ザ・柴犬」としてSNSで人気が高いのもこちらのタイプですね。
正面からお顔を見て「丸っぽいな」と思ったら、タヌキ顔の子ですよ。
顔の違いは遺伝で決まる──親犬の顔を見るのが近道
「育て方で顔が変わるんですか?」と聞かれることもありますが、柴犬の顔立ちはほとんど遺伝で決まります。
ですからお迎えを考えているなら、ブリーダーさんに親犬のお顔を見せてもらうのが一番確実な方法ですよ。
子犬のうちはどの子もまんまるで可愛いので、成犬になったときのお顔が気になるなら親犬が手がかりになります。
ペットショップで聞いてみるのもいいですし、最近は親犬の写真をサイトに載せているブリーダーさんも増えていますね。
性格の傾向──キツネ顔は凛々しく、タヌキ顔は穏やか?
おばあちゃんが長年見てきた印象では、キツネ顔の子は警戒心がしっかりしていて番犬気質の子が多いように感じます。
タヌキ顔の子は比較的穏やかで、人懐っこい子が多い印象ですね。
ただしこれはあくまで傾向のお話です。
性格は顔の形よりも、育った環境や個体差のほうがずっと大きいですから、決めつけないのがおばあちゃんの知恵ですよ。
どちらの顔タイプでも、愛情をかければちゃんとあなたの大切な家族になってくれます。
初夏のお手入れはどちらも同じ──換毛期のブラッシング
「タヌキ顔の子は毛量が多くて大変?」と思われがちですが、お手入れの手間はどちらも変わりません。
今の季節はちょうど換毛期ですから、いつもより少しこまめにブラッシングしてあげてくださいね。
おすすめはラバーブラシで週3〜4回サッとなでてあげる方法です。
テレビを見ながらでもできますし、ワンちゃんとのスキンシップにもなりますよ。
毎日完璧にやろうとしなくて大丈夫。
気負わず続けられることがいちばん大切なんです。
写真の撮り方は顔タイプで変えると可愛く撮れる
せっかくなら、お散歩中に可愛いお写真も撮りたいですよね。
キツネ顔の子は横顔や斜め45度から撮ると、シュッとしたラインが際立ってとても映えますよ。
タヌキ顔の子は正面からのアップが愛嬌たっぷりで最高に可愛く撮れます。
撮り方のコツは簡単で、おやつをカメラの横に持つだけ。
それだけで自然とこちらを向いて、いいお顔をしてくれますよ。
初夏の柔らかい夕方の光の中で撮ると、毛並みもきれいに写りますからね。
まとめ──柴犬はどちらの顔も魅力いっぱい
柴犬のキツネ顔とタヌキ顔の違い、おわかりいただけましたか。
シュッとした凛々しさも、まんまるの愛嬌も、どちらも柴犬ならではの魅力です。
顔の形で性格やお世話の仕方が大きく変わるわけではありませんから、あまり難しく考えなくて大丈夫ですよ。
大切なのは、目の前のその子をありのまま愛してあげること。
換毛期でモフモフの毛が舞う季節ですが、それも含めて柴犬との暮らしを楽しんでくださいね。
よかったら今日のお話、柴犬好きのお友達にも教えてあげてくださいね。




