バリウムが流れない時のトイレ対処法!

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胃カメラの検査で飲んだバリウムの後のトイレが憂鬱という方も多いのでは?

下剤などを使って上手に排出するのも一苦労ですが、その先にさらに問題が待っていた!という方もいるようです。

今回は、そんなバリウムが流れない時のトイレ対処法についてご紹介します。

バリウムがトイレで流れないのはなぜ?

バリウム トイレ 流れない
バリウムの原料は、アルカリ土類金属のひとつです。
硫酸バリウムが通常使われますが、化学製剤であり安定性がよく、毒性が少ない物質です。

ですが、水に溶けず固まってしまう性質があります。
そのため、トイレで流れないというのは、水に触れてしまい固まってしまうことが原因と考えられます。

せっかくバリウムが排出できて安心したのに、トイレに白く残ってしまっては大変ですね。

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バリウムが流れないときの対処法

バリウムがトイレで流れないときの対処法を、いくつかご紹介します。

お湯で流す

自家用トイレの場合、水圧がまず低いため、なかなか一度で流れるというのはないようです。
そのため、お湯を使い硬さを和らげてから一気に流すほうが良いでしょう。

お湯の目安の温度としては大体50度前後です。

ポットなどのお湯を使うと、温度が高すぎて便器が割れてしまう可能性もあります。
お風呂の残り湯があれば、経済的でよいですね。その場合は少し温度が低いので、何度か流さなければなりません。

大体バケツ一杯分を3回ぐらい流すと、きれいに流れてくれるようです。

割箸等で固まった部分つつき落とす。

排便と同時に流せればよいですが、金属が含まれているため、沈殿しやすいバリウム。
なかなかタイミングよく流すことはできないですよね。

その場合は、アナログな方法で対応するのも一つの手。
固さにもよりますが、トイレ掃除のブラシでも落ちる場合があるようです。
それでも無理なら、割りばしなどの固い棒でバリウムの塊をつついて落とします。

トイレットペーパーの上で排泄するようにする。

これは排泄する前にできる対処法ですが、トイレットペーパーをあらかじめ便器に落としておけば、直接排泄するよりは掃除の手間も省けます。

間に合えば、紙をしいてするのも手です。

何もしなくても10日前後で、削られて流れていくのですが、衛生的にも見た目的にも残せませんよね!

トイレ洗浄中を使ってみる。

直接掃除するのに抵抗がある場合は、トイレ洗浄中がおすすめ。
おおよそ3日ぐらいで消えていくようです。

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バリウム検査の後の注意点

バリウムは人体に害が少ないとはいえ、検査の際はいくつか注意が必要です。

まず、アルコールの飲酒は必ず避けること。
バリウムとアルコールが化学反応を起こすと思われがちですが、そうではありません。

アルコール分解するときに、大量の水を必要としますが、体内の水分がアルコールに分解利用され、バリウムだけが体内に残ってしまう可能性があるため、絶対に飲んではいけないと言われています。
特に、検査日とその翌日は厳禁ですのでご注意を。

下剤ですべてを出してしまわないと、便秘になりやすいですので、便秘気味の人は、なるべく相談して下剤などを増やしてもらいましょう。

下剤が効果を示すのは、6時間ぐらいたってからとなります。

出にくい方は、ウォーキングなどをして、腸をとにかく動かし固まらないようにしましょう。
放出されず、腸閉塞になってしまうこともあります。

下剤の飲み方、水分の取り方を必ず注意しましょう。
ここでの水分は、純粋なる『水』です。ポカリやお茶ではないので注意してくださいね。

バリウム検査後2日たっても、まったく便が出ない場合は、必ず病院を受診をしてくださいね。
水は、飲み過ぎた!と思う以上に飲んでください。3Lぐらいを目安にしましょう。

とにかくバリウムをためずに出してしまうことが必要なので、暴飲暴食とまではいかないですが、腸をとにかく動かすようにしましょう。

腸内に膜をはる効果があるため、脂物も積極的に食べてみてくださいね。
牛乳なども飲んで出しましょう。便を早く出すために、いろいろ試してみてください!

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