おみくじで凶が出たらラッキー!?大吉より割合が少ないは本当?

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今年の初詣でおみくじを引いて1年を占った人も多いはず!
中には凶が出るのが心配で、おみくじを引かなかった人もいるかもしれませんね。

でも、そんな方もぜひおみくじを引きましょう!

実は、凶は大吉よりも出る割合が低く、凶が出たら逆にラッキーなんです!
おみくじを引いて凶が出たらラッキーなのか、大吉より割合が少ないのは本当なのかについてまとめました。

おみくじとは?

もともとおみくじとは、何かを始める際に、神様の意向をお聞きしてそれに従い行う、という宗教信仰上の行為のひとつでありました。

その年の作柄や天候を占ったり、政治において重要なことを決定する際に利用されていたものです。

現在のように、個人的な吉凶を占うために用いられるようになったのは、鎌倉時代のころからと言われています。

おみくじには、単純に吉凶を占いというよりも、神様に運勢をお尋ねする、という意味合いが強いものです。

おみくじの結果の種類は多く、大吉・中吉・小吉・吉・末吉・凶・大凶、といったものが一般的です。

神社の中には凶がないところや、「半吉」・「平」を使用しているところもあるようで、最大12段階まで結果があるそうです。

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凶が出る確率は?

現在のおみくじを作ったと言われている元三大師が作成した「元三大師御籤帳」には、大吉が16%、吉が35%、凶が29%、それ以外が20%になるようにする、と記載されています。

ところで、東京の浅草寺のおみくじは凶の確立が高いことで有名で、大吉17%、吉16%、末吉6%、末小吉3%、半吉4%、小吉4%、凶30%の割合なのだそうです。

このように、場所によってその割合はさまざまで、すべて統一されているというわけではありません。

とはいえ、平均的な割合を見てみると、凶が出る割合は、大吉が22%に対して13%、大凶に至っては1%と、その割合は非常に低いようです。

そんな低い確率の凶を引き当てたとなると、逆にラッキー!と考えてもいいのではないでしょうか?

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凶の真実の意味とは?

世間の一般的な人にとって「凶」は、これから悪いことが起きるという、最悪なイメージがあるかと思います。

しかし、凶は、これから悪いことが自身に起こるという意味ではありません。

凶に対する考え方は神社やお寺などによってそれぞれ違いはあるものの、実は、これからいい事があるという、大吉よりもいい意味を持っています。

凶を引いた時点の運勢は最低かもしれませんが、これ以上落ちることはない状態でもあります。

そんな状態であれば、もう上に上がるしかありませんよね?

これは運気が上昇するということを表しています。

凶は、将来に悪いことが起こらないよう現時点の自分を見つめ直し、ダメなところは今正して良い運勢に導いていく、という神様からのメッセージなのです。

凶を引いたのが縁起が悪いと捉えるのではなく、神様からのアドバイスであると捉えるといいでしょう。

また、おみくじを引いた時、あなたは大吉や凶などの結果だけを見ていませんか?

おみくじの一番大事なところは結果ではなく、運勢の欄になります。

ここには、願い事を成就するために今後どのように過ごせばよいのかが書かれています。

結果が凶であっても、細かく項目をみていくと、悪いことばかりが書かれているわけではありません。

凶が出たから日頃の行いを十分気を付けていたからこそ、結果的に運勢が良くなったということもあります。

逆に、大吉が出たとしても、それで満足して結果的に悪いことが起きてしまったということはあるのです。

どんな結果であれ、おみくじにはこれからの過ごし方のアドバイスが書かれています。

おみくじを引いたら自宅に持ち帰り、いつでも読み返せるよう手元に置いておきましょう。

お守りとして持っておくのもいいかもしれません。

おみくじのアドバイスのおかげで無事に1年過ごせた感謝の意を込め、もとの神社で焚き上げてもらいましょう。

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おみくじは何度引いてもいいのか?

いい結果が出なかったとして1日に何度もおみくじを引くという人、いませんか?

おみくじは神様からのアドバイスです。

良いことが書かれていないからと言ってもう一度おみくじを引くなんてことは神様に失礼ですよ!

1日に何度も引くのはだめです。

とはいえ、おみくじを引くのに1年に何回まで、という決まりはありません。

どうしてももう一度おみくじを引きたいという場合は、日を改めて参拝し、おみくじを引きましょう。、

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