ヒメカツオブシムシ 成虫の駆除方法!バルサンは効かない?

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ヒメカツオブシムシってご存知ですか?

・・・ってなりますよね。

では、問いかけを変えてみますね。
タンスに入れていた服が虫食いにあったことはありませんか?
その穴を空けた虫がヒメカツオブシムシなのです。

今回は、ヒメカツオブシムシの成虫の駆除方法とバルサンなどの市販薬剤で駆除できるのか?
などを調べてみました。

ヒメカツオブシムシとは?

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出典:www.pppea.com

画像見て知ってる!って思った人もいると思います。
私も名前は知りませんでしたが、画像を見てわかりました。
この虫がヒメカツオブシムシだったんですね。

ヒメカツオブシムシは、衣類などの繊維製品を食べる害虫で、甲虫のカツオブシムシ類に属します。
カツオブシムシには「ヒメカツオブシムシ」と「ヒメマルカツオブシムシ」の2種類があります。

ヒメカツオブシムシは、成虫の体長は2.8mm~5.3mmで体色は赤褐色又は黒褐色です。

幼虫は、成虫よりも大きく体長は8mm~9mmの大きさがあり、赤褐色色をしています。

体形は、同筒状で細長くて体全体に短い毛で覆われていて、尾端からは長い毛束が出ています。

年1回もしくは年2回発生し、幼虫で越冬し春頃に成虫に羽化します。

ヒメカツオブシムシが発生する時期は、3月~6月で4・5月が多い時期になります。

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ヒメカツオブシムシでの被害

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出典:https://www.city.saitama.jp

ヒメカツオブシムシは、日本全国で見られ被害も多くでています。

ヒメカツオブシムシの幼虫は、毛・絹織物、羽毛・皮革などを摂食します。

化学繊維や綿なども汗や汚れた部分があると食害します。

成虫になると、餌は摂らなくなり交尾・産卵を繰り返し、2週間ほどすると野外に飛び出していきます。

成虫での被害は、タンスの中で大量の卵を産み付け、増殖するのが1番の被害といえます。

1匹成虫を見つけてしまうと、卵を産み付けている可能性が高いので、早めに駆除しなくては増殖してしまいます。

そして、お気に入りの服に穴が空いてしまうのです。

クローゼットもたまにはヒメカツオブシムシが生息していないかチェックするようにしましょう。

ヒメカツオブシムシを駆除するのにバルサンは有効?

ヒメカツオブシムシの駆除に効果があるのは、タンスやクローゼット専用の防虫剤です。

専用の防虫剤は、虫の苦手なガスを発生させ虫を寄せ付けないようにしてくれます。

市販品でのおすすめは「ネオパラ・エスパラ」です。

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他には、虫の神経を毒で殺すタイプの「ムシューダ・ミセスロイド」もあります。

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このタイプは防虫剤の独特な臭いがないので、臭いが苦手な人におすすめです。

よく使われているバルサンも有効ですが、ヒメカツオブシムシはタンスやクローゼットの中で生息しているため、駆除するには引き出しや扉を開けなくては効果がありません。

使う時は、大きく開けてからするようにしましょう。

ヒメカツオブシムシは、窓を開けた時に入ったり、洗濯物に付いていたり、外出先で付いているのに気づかずに部屋に侵入させてしまったりします。

ヒメカツオブシムシが発生する時期は、洗濯物も付いていないかチェックし、帰宅後はブラッシングするようにすると予防できます。

家でもし見つけた時は、早めに処置をし繁殖しないように心がけましょう。

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