ヤスデ大量発生の原因は地震の前触れ?原因や対策について

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生き物が大量発生すると地震の前触れだと言いますが、本当はどうなのでしょうか?

ヤスデも大量発生すると地震が起こるといわれていますが、関係はあるのでしょうか?
実際全国ではヤスデの大量発生が原因でトラブルも起こっています。

そこでヤスデが大量発生してしまう原因と対策を調べてます!

ヤスデが大量発生して起こしたトラブルとは?

ヤスデが大量発生したために電車の運行が停まってしまうというトラブルがあります。

1976年の長野県JRの清里駅の付近でヤスデが大量発生し、線路上に大量のヤスデがいる状態となったのです。

ヤスデを踏み潰すと体液が出て、その体液はツルツルなので列車の車輪が空回りする可能性もあるので、安全確保のためにやむなく運行を停止したようです。

他にも2010年に九州の鹿児島でもヤスデが大量発生して、1976年同様に列車の運行が停まってしまったようです。

列車を停めてしまうほどの影響はありませんが、民家などでも大量に発生する場合も少なくないようです。

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ヤスデが大量発生する原因とは?

ヤスデは、日本全国で生息しているのですが、上記のようになぜ大量発生してしまうのでしょう。

民家でも大量発生しているようなので、私として家の周りに田んぼや畑がある田舎なので、他人事とは思えません。

朝起きて大量にヤスデが発生していたら、発狂してしまう自信はあります・・・。

そうならないように原因を調べてみますね。

原因として考えられるのが、大量発生してしまう時期です。

ヤスデの産卵時期は8~10月で一冬越して梅雨時期である6月頃に成虫になり10月頃まで私達の目にとまります。

その産卵では150~300個も一度に産卵するため、孵化して成長すると大量に発生してしまうのです。

その上、ムカデと違ってヤスデは集団で動くので、余計に大量に見えてしまうようです。

それでも、普段は暗くて湿気ている場所で生活をしているので、大量にいたとしても私達も目にとまることもないのですが、大量に目にとまるのには「大雨」が関係しているようです。

ヤスデの生活しているのは落葉のある雑木林などの湿気た場所ですが、水となると別でヤスデにとっては天敵のようです。

水が嫌いなヤスデは雨が大量に降ることで、土の中も水溜りができるので、土から水がないブロックや家の塀のほうに移動します。

大量発生に見えますが、土の中でわからなかったヤスデが土から逃げ出すことで私達の目にとまるのが非常に多くなり大量発生したように見えるのです。

なので、ヤスデが大量発生したからといって地震が起こるというのは、考えにくいと思います(あくまでも私の意見ですが)

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大量にヤスデを家に近づけさせない対策

普段はあまり目にとまらないヤスデも梅雨時期は、水から逃げるために私達の生活空間にも侵入することがあります。

そうならないように、対策をしておく必要はあります。

ヤスデは落葉や湿気た場所を好むので、発生させないように家の周りの落葉などはまめに掃除しておくようにしましょう。

ヤスデは、落葉の他にも菌なども好んで餌にするので、ゴミも生理し綺麗に心がけるようにしましょう。

ヤスデは壁なども登れますし、狭い隙間も通るので網戸はシッカリしめるようにして、それでも侵入するようなら、家の周りに粉状の殺虫剤や石灰などを撒いておくとヤスデの侵入を防げます。

ただ、粉状なので風などで飛ばされる可能性があるので、大量発生する梅雨の間だけでも、撒くようにすると対策になると思います。

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