カーペットの下に白い粉?ダニ!?黄色い粉の正体は?

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みなさんは秋冬になると、カーペットを敷きますか?うちは冬になる前の秋頃に毛が短めのカーペットを敷きます。掃除をする時に、下に白い粉が落ちていることはありませんか?ダニの死骸なのか、気になってしまいますよね。この粉の正体は何か知っていますか?今回はカーペットについている粉について書いていきます。

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カーペットの下の白や黄色い粉はなに?

カーペット 白い粉

始めは「砂かな?」と思い、掃除機で吸って終わりって方がおられるかと思います。しかし、よく見ると白や黄色の粉っぽいものがあるのが分かります。

カーペットの下に出る粉は、表地と裏地をくっつけている糊の一部が劣化し、粉状になったものです。つまり、糊が粉状になり、カーペットから剥がれてしまったものです。

粉の色が黄色の場合は、裏地が麻の生地のカーペットの場合に麻の成分を含むことがあるので黄色になります。

黒い粉が出る場合もあるのですが、これはホットカーペットの場合に多いようです。使われている接着剤や繊維によって、粉の色が変わるようですね。

粉がたくさん出るカーペットは、カーペットがくたびれている証拠です。またはカーペットをめくった時に床にベタベタしたものがついている場合は滑り止めが消耗している証拠なので、買い換えた方がいいでしょう。

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カーペットのダニ退治方法

カーペットの白い粉はダニの死骸ではないことが分かりました。でも、カーペットはダニにとっても温かく居心地がいいものですので、ダニの温床になっています。

ダニの死骸は、人にとってアレルギーの原因になってしまい、特に小さなお子様がいる家庭には「小児ぜんそく」「鼻炎」になりかねません。

カーペットのダニの駆除方法として家庭でできるものは、

〇洗濯をする
〇掃除機で吸う

という2つの方法しかありません。

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洗濯をするには、カーペットが洗濯可能なものか、家庭の洗濯機で洗えるサイズかというのが条件になります。

もし、家庭で洗濯出来ない場合は掃除機で吸い取るしかありません。カーペットの上をゆっくり動かして、ダニの死骸を吸い取るようにしましょう。

また、カーペットの上に座っていると痒みが出てくる場合もあるかと思います。その時は、死骸ではなく生きているダニがいるかもしれません。

ダニを死滅させるには、温度が70度くらい必要とされています。日光にあてて天日干しをしても、だいたい50度くらいなので死滅することは難しいです。

死滅するために使えるのが「スチームアイロン」です。スチームアイロンを強にして噴射すると、だいたい100度以上のスチームが出ます。一度掃除機をあてたカーペットに、固く絞った濡れタオルを置き、その上からスチームアイロンのスチームを当てます。気になるところは、20秒くらいあてるといいです。

スチームを当てた後、必ずもう一度掃除機を当ててください。死骸がカーペットにいるままになってしまうと、アレルギーの原因となってしまいます。

また、スチームクリーナーがあれば、広範囲でも簡単にダニ退治ができます。床や畳の掃除にも使えるので、一台あれば大掃除の時に活躍すること間違いなしですね。

まとめ

カーペットから白い粉が出ていると、単なるほこりと一緒に出ているゴミと勘違いしてしまうことが多いです。しかし、粉が出ているとカーペットが劣化してきている事なので、カーペットがふわふわのままでも買い換えを考えた方がいいでしょう。

また、ダニの繁殖を抑えるためによく掃除をして気持ちいい日常を過ごしましょう。ダニが気になる場合も、思い切って買い替えるのも一つの手かもしれませんね。

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