こちらの記事では、キンモクセイの開花時期香りの効果効能は?についてご紹介します。お散歩しているとどこからか香ってくるキンモクセイ、日常に秋を感じる瞬間ですね。

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キンモクセイの開花時期と特徴


キンモクセイは、モクセイ科・モクセイ、常緑性の小高木樹です。ギンモクセイが変種したものです。

原産地は中国南部で、日本には江戸時代に伝わってきました。本来は、雌雄異株の木ですが、日本へ輸入された際には雄株しか入ってこなかったため、日本にあるキンモクセイには実や種がつきません

大きい樹木だと10mほどの高さまで成長し、日本では主に観賞用として栽培されています。

中国では、「丹桂(たんけい)」、「桂花(けいか)」という別名で呼ばれています。中国では、キンモクセイの花びらは観賞用としてだけでなく、お茶やお酒、お菓子、漢方薬など、食用や薬用としても取り扱われています。

キンモクセイの開花時期は、9月下旬から10月初旬です。黄色やオレンジの、小さな花がたくさん咲きます。2分咲きや四季咲き品種もあります。しかし、開花期間は1週間以下と短いです。

庭先で育てる方が多いですが、実は鉢植えにも適した木です。

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キンモクセイの香りの効果効能は?

キンモクセイの効果効能

キンモクセイの花は、甘くて強い独特の香りがします。

アロマテラピーでいう香りの効能は、覚醒・興奮作用をもたらすものと、リラックス・鎮静作用を促すもののふたつに分けられます。

キンモクセイは、強い香りを放ちますが、ラベンダーや柑橘系の香りと同様、リラックスしたい時におすすめな香りです。精神を安定させ、イライラや不安を軽くしてストレスを減らす働きがあります。

中国ではキンモクセイのお香商品もたくさんあるようです。西洋では精油を抽出してアロマテラピーに使用します。小さくてデリケートなキンモクセイの花びらから、有機溶剤を使って常温で抽出していきます。こうすることで、自然に近い香りになり、成分劣化も抑えることができます。

キンモクセイの香りの鎮静効果は、炎症を和らげたり、お肌のアンチエイジング効果もあると言われています。
また、整腸作用も認められ、便秘の改善や利尿効果、ダイエット効果まで、多くの効能が期待できます。

キンモクセイの花言葉は「謙虚」。インパクトのある香りとは反し、小さくて控えめな花姿に準えたものです。
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このキンモクセイの香りを、多くの中華料理では「桂花」として提供されています。薬食同源の中国では、この桂花はお腹を温めて寒さを散らすとされています。

特に飲用に重宝されており、日本でも有名な、花びらをお酒に漬けた「桂花陳酒」や「桂花茶」があります。
桂花茶は日本でも比較的手に入りやすいものなので、寒い時期には積極的に取り入れて、この芳しい香りでストレスから逃れたいですね。

こんなに甘くて強い香り。虫にとってはどうなんでしょうか。

キンモクセイの花の香りには忌避効果があり、多くの害虫を寄せ付けません。
「γ-Decalactone(ガンマデカラクトン)」という香りの成分が、アブラムシやダニ類、コナジラミ、モンシロチョウなどを寄せ付けないことがわかっています。

しかし、ハナアブだけはキンモクセイの香りが好きなようです。なんだか風流な虫ですね。

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