生筋子のほぐし方、ばらし方はお湯で簡単♪網いらず

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こちらの記事では、生筋子のほぐし方ばらし方お湯で簡単♪網いらずな方法をご紹介します。秋の始まりは、生筋子がスーパーに並び始めますね。この筋子で自家製いくらを作れば、買うよりも安く、さらにおいしく作ることができます。冷凍保存も可能なので、たくさん作ってしまいましょう!

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すじこといくらの違いは?

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筋子といくら、どちらも鮮魚コーナーで売っていますが、違いは何なのでしょうか?一番の違いは、卵の熟成度と形状です。

すじこはサケの卵巣のことで、薄い膜につつまれた状態で売っています。未熟な筋子はそのまま醤油漬けにして、珍味としてお酒のつまみで食べるのが一般的です。

一方のいくらは、筋子の中でも成熟した、産卵間近のいくらの卵巣から作られます。秋になると、生筋子が店頭に並びますね。それをばらして、しょうゆなどタレに漬け込んだものが、お寿司などで食べるいくらになります。

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生筋子の簡単なほぐし方

生筋子が売っていても、「ばらすのが大変だから、また今度…」と思ったこと、ありませんか?知恵ばあも数年前まではそうでした。でも、簡単なほぐし方を知ってから、生筋子を見かけたらすぐに買うほど気が楽になりました。焼き網などの特別な道具は不要!取り掛かってから20分で、漬け込みまで完了しますよ。

それでは、生筋子の簡単なほぐし方を順番にご紹介します。

1、ボールに40度くらいのお湯を用意します。塩を少々入れます。
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水だといくらが破けやすくなってしまうので、お湯のほうがオススメです。お風呂くらいの温度で大丈夫、いくらがゆだってしまうことはありませんのでご安心ください。塩もいくらがやぶれにくくなります。この時は、小さじ1杯くらいを入れました。塩は少ないよりも多いほうが良いので、適当でOKです。

2、40度のお湯の中に、筋子を入れます。筋子の皮を指で破いておきます。
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3、菜箸で筋子を挟んで、思いっきりぐるぐるかき混ぜます!
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こうすることで、いくらがどんどん外れていきます。思いっきり混ぜてもほとんど潰れません。豪快に行きましょう。

4、時々持ち上げて、様子を見ます。
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※水が赤く濁っているのは、いくらがつぶれたからではありません。皮に残っていた血筋が原因です。後で綺麗に洗いますので大丈夫ですよ。

5、その後何度かぐるぐるしていくと、ほとんどのいくらが皮から外れます。残りは手で取り除きます。
※最初から手で外してもいいのですが、皮が複雑にいくらに絡みついているので時間がかかります。菜箸でやると、一気に外れるので時間短縮になります。

6、皮といくらに分かれたら、いくらを水を何度か取り替えながら綺麗に洗います。
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このときは、なるべく優しく扱いましょう。しろっぽいモヤッとしたものは、皮の取り残しです。指でつまみあげて取り除きましょう。

7、最後はざるにあげて水気を切ります。
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キッチンペーパーを敷くとなお水分が切れて良いでしょう。

これで生筋子のほぐしは完了です!あとは、ダシの効いたタレに漬け込んでいきましょう。タレの作り方もご紹介しますね。

自家製いくらの漬けだれの作り方

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いくらの醤油漬けというくらいですから、シンプルに醤油に付け込んでもOKです。でも、案外濃度が難しいですよね。

一番失敗が少ないのが、麺つゆとお酒で味付けすることです。割合は、めんつゆ2:お酒1。一腹分のいくらが250グラム程度でしたら、めんつゆ大さじ6杯:おさけ大さじ3杯で十分です。漬けだれは想像より少ないかもしれませんが、ジップロックなどで密閉して漬け込めば、ちょうど良い分量になります。

大量に作って冷凍保存する場合は、ビンに入れて冷凍するのが品質も変わりにくく良いでしょう。食べるときは、自然解凍か、急ぐ場合は流水で解凍します。秋に沢山仕込んで、お正月に家族集まって食べるのも良いですね。ぜひ、生筋子を見つけたらチャレンジしてみてくださいね。

寄生虫アニサキスにはご注意を

アニサキスの症状や予防方法

スーパーの鮮魚コーナーで、「アニサキスにご注意ください」という注意書きが書いてあるところもあります。生魚に寄生するアニサキスは、体内に入ると中毒症状を引き起こしますので気を付けましょう。

★関連記事★
⇒生筋子の寄生虫に注意!アニサキスの画像や症状、予防対策

生筋子のほぐし方 まとめ

生筋子は一腹2000円前後で売られていますのでちょっと高く感じるかもしれませんが、それだけの量のいくらを買おうと思ったら、もっと高くなりますよね。それに、手作りしたほうがプリプリでおいしいいくらが出来上がりますので、ぜひチャレンジしてみてください。

ほぐし方のコツはこちらです。

・お湯の中で、思いっきりぐるぐるかき回す!
・薄皮は臭みの元なのでなるべく取り除く
・寄生虫には注意する

お湯でやれば案外いくらは潰れませんので、思い切ってやってみてくださいね。

いくら丼もいいけれどいくらパスタもオススメ!

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さて、いくらの醤油漬けを作ったら、ごはんにたっぷりかけていくら丼を食べる方も多いのでは?^^

でも、いくらパスタも美味しいのでレシピをご紹介します♪

【材料】
パスタ・・・100グラム
塩・・・適量
いくらの醤油漬け・・・適量
バター・・・10グラム
醤油・・・大さじ1

アボカド・・・半分
大葉、のり・・・お好みで

【作り方】
①たっぷりのお湯を沸かして塩を入れたら、パスタを茹でる
②ボールに醤油、バターを入れる。
③アボカドを一口サイズに切る。
④ゆであがったパスタを②のボールに入れ、よく混ぜ合わせる。
④お皿にもって、いくらを上から豪快にかける。
⑤アボカド、大葉、のりをトッピングしてできあがり♪

パスタを茹でる以外は火を使わないので、簡単で洗い物もすくなくオススメです。
もちろん、味はと~っても美味しいですよ!お試しあれ^^

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